3月14日深夜、スマホの警報メールとともに激震が広島を襲いました。
震度5と2001年の安芸灘地震以来?の揺れにホント驚かされました。
今回けっこう揺れは長かったですが、このまま激しい揺れが続いたら・・・と思うとゾォッとしました。
夢のマイホーム、ローンも残っているのに地震で壊れてしまったら・・・
今回は地震から家を守る補償であります「地震保険」を取り上げます。
地震保険は、1966年施行の「地震保険法」に基づき政府と民間の保険会社が共同で運営する保険です。東日本大震災のように巨額の保険金を支払う必要があるため、保険金は政府と民間で負担します。その特徴と注意点は以下の通りです。
【特徴】
〇居住用の「建物」と生活用動産である「家財」が対象
〇地震・噴火またはこれらによる津波を直接または間接の原因とする火災・損壊・埋没・流失による損害を補償。火災保険では地震等による火災の損害は補償されないので注意。
〇地震保険単独で加入はできず、火災保険とセットで加入。
〇損害の認定基準は3区分(全損・半損・一部損)
〇補償内容・保険料は各社均一
【注意点】
損害の状況の認定基準は3区分で、その内容は以下の通りです。
・全損―建物の主要構造部の損害額が時価額の50%以上
・半損―建物の主要構造部の損害額が時価額の20%以上50%未満
・一部損―建物の主要構造部の損害額が時価額の3%以上20%未満
主要構造部とは、基礎・柱・壁・屋根などをさします。
つまり、損害箇所が門、瓦、塀のみの場合や損害の程度が一部損にみたない場合は対象外です。
家財は、1個もしくは1組の価格が30万円を超える貴金属・宝石・美術工芸品などは対象外です。
詳細は下記損害保険協会のHPをご覧ください。
http://www.sonpo.or.jp/useful/insurance/jishin/
マイホーム購入の際、火災保険の加入は必須なので万一の時の場合もローンは残りませんが、地震保険の加入は任意ですのでローンは残り修理代も発生します。
広島県も今後“南海トラフ”という巨大地震の発生が予想されていますし、地震からわが家を守る手段はほかにありませんので、未加入の方は検討してみてください。