前回のブログで、今後金利が上昇する可能性があり、上がった場合のリスク(負担増)について書きました。
今回は、今借りている住宅ローンを借り換えた場合のシミュレーションをしてみたいと思います。
最初に「住宅ローンの借り換え」とは、現在返済中の住宅ローンを全額返済し、条件の異なる住宅ローンを新たに借り入れることです。
【前提条件】
《借り換え前》
・借入残高)2,000万円
・残返済期間)20年
・金利タイプ)10年固定型
・適用金利)当初10年間 1.85%
10年目以降 3.3%(基準金利3.70%、優遇金利▲0.4%)
《借り換え後》
・借入額)2,000万円
・返済期間)20年
・金利タイプ)全期間固定型(フラット35)
・適用金利)1.47%
《借り換え効果》
借り換え前の総返済額 約2,584万円
借り換え後の総返済額 約2,310万円
借り換えによる削減額 約▲274万円
諸費用(融資手数料ほか) 約 50万円
実質削減額 約▲224万円
借り換えによって約224万円も返済額を減らすことができます。
さらに、借り換え前の条件のなかで10年目以降の適用金利3.3%は基準金利(定価)から優遇金利(値引き額)を引いた額ですが、今後金利が上昇したら、基準金利が上がりますので適用金利も上がります。
仮に、金利が1%上昇した場合総返済額は約2,738万円となりますので、実質削減額は約▲368万円になります。
日常生活していくなかで、これだけ節約できる方法は他にはなかなか見当たりませんよね。
消費増税、社会保険料増と家計に厳しい状況ですので、現在住宅ローンを返済している方は
住宅ローンを確認することをおすすめします。
4月19日(土)10時から「住宅ローン無料見直しセミナー」を開催します。「返済額を減らしたい方」「金利上昇リスクを避けたい方」は、締め切り日が16日(水)と迫っておりますのでお早目にお申込みください。