マイナス金利で住宅ローン金利最低更新!

 

日銀が129日「マイナス金利」の導入を決めました。日銀は金融機関から大量の国債を買い入れ、その代金を各金融機関が保有する日銀当座預金に支払っています。従来はその預金に対して0.1%の金利をつけていましたが、新たに保有する預金にはマイナス0.1%の金利つまり0.1%の手数料を取るというのが、「マイナス金利」政策です。

 

 

 

 

昨年ヨーロッパで導入されているものの、日本で初めて導入された政策のため、市場にさまざまな影響を及ぼし、住宅ローンの固定金利の基準である長期金利(10年新発国債)が初めてマイナスとなりました。

 

 

 

 

それを受けて各金融機関が住宅ローン金利の引下げをはじめています。10年固定型は年1%を割り、変動金利型も年0.5%台と過去最低水準を更新しています。

 

 

 

新たに住宅ローンを組む方だけでなく、既に借りている方も借り換えのチャンスです。

 

 

 

現在残高が2,000万円、借入残期間20年のケースで金利が1%下がると、月々の返済額は約9,200円、総支払額は約220万安くなります。

 

 

 

借り換えの注意点は、諸費用が数十万円かかること、過去1年間返済に滞納がないこと、団信(生命保険)に入れる体況であることなどがあります。

 

 

 

給料アップも見込めず、預金金利もさらに下がるなか、住宅ローンの見直し(借換え)は家計改善のチャンスです。お気軽にご相談ください。

 

 

 

広島FP相談所 西村  平日9時~18時 (090)2801-1827