「マイホーム購入を考えているけど、収入に見合わないのでは??」

 

今回は先月のご相談事例を紹介いたします。

 

  

マイホームの契約を控え、「ホントに返せるかな?」という不安な気持ちが出てきて、相談に来られる方が圧倒的に多いです。

 

 

Aさんは30代のご夫婦に乳児がおひとりの家族構成で、お子さんの誕生、今後の育児・教育環境を考えてマイホーム購入に思いが至った様子です。

 

 

「現在の毎月の収支はトントンなんです」と奥さん。毎月の収入と支出ほか必要な情報を教えていただき、完済までの「資金計画表」を作成します。

 

 

 

資金計画表を作ることは「ライフプランニング」ともいい、マイホーム取得以外にお子さんの教育資金、ご主人の定年退職等、将来予想されるライフイベントに必要な資金を把握し、その資金計画に問題がないかをチェックすることです。問題点があれば、事前に対策を立てることができ、これからのライフプランをより具体的にイメージできるので重要です。

 

 

 

Aさんの世帯は、現在毎月の収入と支出が同じでマイホーム購入により現在の家賃より住宅費の支出が増えるので、購入後の毎年の収支は当然赤字になります。おまけに貯蓄もほとんどありませんので、現在の家計の状況ではマイホーム購入はおすすめできません。

 

 

 

家計の収支を改善するには、方法は大きく2つしかありません。

 

 

次回に続く