新しい年が明け、今年こそマイホームを!って方がその不安を解消していただくために、前回、住宅価格、景気(金利)、国の制度といった住宅購入を取り巻く環境について取り上げました。
今回は、家計を取り巻く環境について取り上げます。
“人生いろいろ、家計もいろいろ”、家計はホント十人十色です。
「収入」が多くても「支出」も多い家計は、マイホーム購入後もやりくりが大変ですし、「収入」がそれほどでもなくても「支出」が抑えられている家計は、やりくりは楽になります。
要は家計の中の「収入」と「支出」のバランスが大切です。
ここで家計全般をデータ(総務省 家計調査)で見てみます。
安倍政権はアベノミクスでデフレ脱却を掲げ、経済界にも再三賃上げの要請をした成果?か、勤労世帯の「収入」は従来の右肩下がりから、増減を繰り返しながらほぼ前年と同じくらいで動いています。
一方「支出」は節約志向が根強く、2014年4月の消費増税以降ほぼ前年より減っている状況です。これは、税金や社会保険料の負担増による手取りが増えていないことが原因のひとつでしょう。
みなさんの家計はいかがでしょうか?
前述しましたが、家計の状況は世帯によってさまざまです。
仮に現在の家計で住宅ローンの支払いが問題なくできても、お子さんが成長するにつれ支出は増えていき、大学進学時ピークを迎えますので、当然支払いは苦しくなります。
マイホーム購入後の将来におよぶ家計の問題を発見し解決するのが“ライフプランニング”です。
次回は、ライフプランニングとは?