消費増税濃厚、マイホーム上がる前に買うべき? 

過去2回延期した消費税率10%への引き上げですが、今回は安倍首相もやりそうな雰囲気です。

生涯最大の買い物であるマイホームは、増税前が買いなのでしょうか?

 

まず、いつまでに買えば8%のままなのかは、2019年3月31日までに業者と契約するか、4月以降の契約でも引き渡しが2019年9月30日までの場合です。

実際、10%になるとどのくらい負担が増えるかというと、一戸建て3500万円(建物2000万、土地1500万)の場合、消費税は建物にのみかかるので、8%時の160万から10%時の200万と40万円アップします。

 

「これは大変!すぐ買わなければ」と思ったあなた、ちょっと待ってください。

 

マイホーム購入を検討する方の多くは20代、30代の子育て世帯ですが、これからの人生設計(ライフプラン)を考えたことはありますか?

 

ライフプランとは、生涯にわたって充実した人生を送るために考える計画です。

これから将来にわたって起こるイベントは、そのためのお金(資金)が必要です。特にお子さんの進学に伴なう教育資金やご主人の定年後の生活のための老後資金は早い時期から準備が必要です。


現在の家計の収支で住宅ローンの返済ができても、将来にわたって大丈夫とは言えません。
ライフプランを見すえた資金計画を立てることが重要です。

 

 

今日住宅ローンは頭金がなくても全額借りれますが、フラット35など頭金があれば安い金利でローンを組めるので、総返済額(元金と利息の合計)を何百万円も減らすことができます。

 

 

消費税増税で確かに負担は増えますが、ライフプランを見すえた資金計画作りや頭金(自己資金)の準備をしてからでも、マイホーム購入は遅くはありません。